Episode2 指令!WindowsXPをインストールせよ!


ThinkPad X61を購入してから暫くの間はOS選びで悩み続けていた。
私の場合は今の所「メインのPC」として動いてもらわないと困るし、「オンラインゲーム」も含めていざOSを入れてもゲームが不具合を起こしまくるのも困るのである。

しからば長年使い慣れたWindowsXPで行くしかない・・・と決め込んで見たものの、このX61にインストールするのにかなりの手間をかけないと不具合を起こしまくりになる(^-^;
それでも諦めずにトライ&エラーを繰り返し、合計8回に及ぶ再インストールを重ねてやっと極めることができた(´▽`)ノ
ThinkPad X61に限らず、この頃あたりからのPCにことWindowsXPを入れる作業は鬼門とされているようなので、私個人が極めた方法を紹介する。

★注意!
以下紹介する内容はあくまでも個人用途での事なので、全てのX6系ThinkPadや他のPCに当て嵌まるとは限らない。
私のX61はHDDを交換したので、Lenovoの「サービス領域(隠し領域)」は入れていない(完全クリーンインストール)。
私個人でインストールしたWindowsXPはSP2で、USB接続DVD-Multiドライブにてインストール。なのでオプションのUltraBase X6は使っていない。
USB接続で、FDD(フロッピーディスクドライブ)を使用している。

いずれにしてもうまくインストールできないという方に参考までにして頂ければ幸い(´▽`)ノ

・・・っと、その前に・・・

コレを買ってきた↓

「HITACHI Travelstar HTS725050A9A364」である。
S-ATA 2.5インチ 7200rpm 500GBのHDDに交換してある。
このHDDについては後ほど私個人の理論とともに紹介する。

話が逸れたが、いざインストール!

1: WindowsXPをインストールする
事前の準備として、「IntelR Matrix Storage Manager」をLenovoサイトからDLする。
DLしたファイルを展開して、フロッピーディスクにコピー。

同時にLenovoサイトから「Windows導入支援 アップデートモジュール」もDLしておく。
DLしたファイルを展開して、こちらはUSBメモリ等にコピー。
(DLしたファイル名が訳分からない名前なので、再インストール前に展開してからコピーする事を薦める。)

それとThinkPadのドライバ関係も全てDLする事。

さぁ、インストール本番。
X61のBIOSにて「Finger Print」と「Security Chip」を初期化。(無い機種は省略)
そしてStartupで光学ドライブがHDDより上位に来るように設定。

インストール開始直後、F6・・・と画面下方に表示されるので、F6キーを数回押す。(押しっ放しもOK)
(↑ 2〜3秒でF2・・・に切り替わるので、ちゃんと画面の指示があった時にF6を押す事!)

英文でHDDコントローラが不明(none)・・・という画面になるので、Sキーを押して「IntelR Matrix Storage Manager」をインストール。(ICH8M E/M AHCI Driver の表記を選択。)
↑追記 最初読み込んだ時には表示されていないので、慌てずカーソルキーで上下させると表示される。

再び「HDDコントローラ・・・」の画面になるが、今度は先ほど入れた「ICH8M E/M AHCI Driver」となっているのを確認後、通常の手順でWindowsXPをインストールする。

2:Windows XPがインストールできたら・・・

まず最初に「Intel チップセット・サポート」をインストール。その後何らかのインターネット接続手段を構築させる。
その後、「WindowsXP アクティベーション」を通過させる。(この作業は個人で違うと思われるので詳細は書かない。)
再起動後、「Windows導入支援 アップデートモジュール」をインストール。
(SP3専用の物があるが、それ以外を適用させる事。)
この時点で「HD Audio・・・」のドライバ認識をしつこく要求してくるが、今の段階ではキャンセルで無視。

「Windows Update」を実行させ、SP2で必要な「重要なアップデート」を全て適用させる。
(この時「SP3へアップデート・・・」と薦められるが、これは無視! SP2でのソフトウェア・ハードウェアのUPも無視する事。)
それが完了したら、「Microsoft .net Framework」関連のアップデートをバージョンが低い順から適用させていく。

全てが終わったら、再び「Windows Update」で「WindowsXP ServicePack 3」を適用させる。
適用後、SP3関連の「重要なアップデート」を全て適用させる。
終わったら、「Windows導入支援 アップデートモジュール」で最後に残ったモジュールをインストール。

・・・かなり面倒な事をやっているが、こうしないと何故かX61はWindowsXPで機嫌を損ねてしまう(^-^;
この後は必要なドライバをインストールするだけで完了となる(´▽`)ノ

この手順を踏んでから2ヶ月が経つが、私のX61は駄々をこねる事無く稼動している(´▽`)ノ

しかし今までOSの動きが悪くなってくると「再インストール」を随時行っていて、常にきびきび動くように整えてあるのが私のPCの常識であるが、こうも回りくどいOSの入れ方だと結構うんざりしてしまう(^-^;

くどいが、参考までに。


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