1998/05/23作業
CA18DET ヘッドカバーガスケットの交換


さて前回お伝えした通り、ヘッドカバーからのオイル滲みがあったので
ガスケットの交換をお送りします。
(2004/11/11 文章改訂)


前回のエンジン清掃で、ヘッドカバーからのオイル滲みが発見されました。
しかもエンジンオイルの減りも激しい(2スト並み(笑))ので、けち臭いことは抜きにしてガスケットを交換します。
使用した部品は日産純正部品「ガスケット ロッカーカバー」で品番は
左側 13270-56E00 (\1040)と 右側 13270-56E10 (\1120)です。
CAはSRとは違い、ヘッドカバーが左右独立しているので必ず両者必要です。
それと、左右のカバーは若干違う形をしているので間違えないよう注意してください。


それでは作業開始します。
まず最初にヘッドカバーの真ん中(プラグの部分)に10mmボルト8本で固定されているカバーを外します。
ボルトに+ドライバーが入るようになっていますが、頭をなめてしまう恐れがあるので、私は出来る限りボックスレンチやメガネレンチを用いました。


真ん中のカバーを外したら、本来のヘッドカバーが左右独立しているのが分かります。
ごみがエンジン内部に入らないように、左右別々に作業しました。
ます、ヘッドカバーに付いているブローバイのホースを外します。
エンジンの熱で固くなっているので、ホースを損傷させないように取り外します。プライヤーかウォーターポンププライヤーがあると便利ですね。
そして、なるべく大きな+ドライバーを使って;ヘッドカバーを固定している8本のネジを外します。この時結構ネジが固いので、ネジの頭をなめないように注意しながらやりました。
ネジが外れたら、カバーを取り外しますが、ごみの進入を防ぐために外したところをウエスで覆っておきましょう!
上の画像は右側をはすしたところですが、オイル汚れがびっしり!! よくこんな状況でフルブーストかけていたなぁと感心??します(笑)えない(^^;


ヘッドカバーの汚れを落として、ガスケットを新品と交換します。
この時、ガスケットの左右を間違えないように組み付けて、元通りに復元します。
続いて左側ですが、ストラットタワーバーを入れているので一旦外しました。
そして、右側と同じ要領で外します。
左側は写真のように、下を向いているブローバイホースがありますのでこれを抜くのに苦労しました(^^;


拡大写真ですが、ここが邪魔してなかなか取れず、面倒でもこれを外さないといけないことになります。
私は面倒だったのでひん曲げてしまいました(^^;良い子は真似しちゃ駄目よ(笑)
あとは元通りに外した部品を復元します。


ヘッドカバーガスケットを交換した後は、エンジンオイルの減りが嘘のように無くなりましたが、マフラーから白煙をモウモウ出すようになってしまいました。
ブーストをがけたときに症状が出るので、そろそろタービンが危ないと思います。

近日のうちに対策を施そうと思います。

余談ですが、この作業の時に蚊がブンブン飛んでいました(笑)
頭に来た私は、ご覧のように蚊取り線香を炊いて蚊の攻撃を防ぎました。
本当はこんな所に蚊取り線香は置いちゃまずいんですが・・・(笑)

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